髪を洗へば紫の
小草のまへに色みえて
足をあぐれば花鳥の
われに随ふ風情あり
目にながむれば彩雲の
まきてはひらく絵卷物
手にとる酒は美酒の
若き愁をたたふめり
耳をたつれば歌神の
きたりて玉の箫を吹き
口をひらけばうたびとの
一ふしわれはこひうたふ
ああかくまでにあやしくも
熱きこころのわれなれど
われをし君のこひしたふ
その涙にはおよばじな
2007年4月16日月曜日
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